タイトル | : 逆転判決 |
投稿日 | : 2008/03/30(Sun) 03:22 |
投稿者 | : まだ妻です |
そんなに気落ちしないで下さいね。
私は地裁で敗訴しましたが高裁で逆転勝訴しました。
ご参考になれば幸いです。
> 一方的に離婚を求められ、同居中にもかかわらず秤量攻めにあい、
> それでも私はパートを掛け持ちし、食費光熱費を全面的に負担し、
> 家事育児もすべて(夫のものも)行い関係改善に努力をし続けてきたのに、
> 夫の強い離婚の意思と既に女性と同居していることを理由に簡単に破綻を認められてしまいました。
地裁はありがちです。私もそうでした。
下級審は離婚を認める傾向にあるからです。
しかも、裁判官が一人なので、心象で結論を決めて(離婚させる)から理屈を書いていたりするものです。月子さんが、どのような心象を裁判官に与えたかは大きいです。
努力を続けた・・と言いつつ、夫の悪口に聞こえるような書き方などをしているとアウトになります。
> やはり世の中は「やった者勝ち」なのか・・と司法に絶望しています。
> このようなことでは、法的安定性も何もなく婚姻制度そのものの崩壊であり、
> 危なくて女性は子供を安心して産めません。
まあ、子供は養育費でなんとかしろっていう考え方する人も、実際多いですよね。
でも、そうではありません、月子さんの主張の仕方、心象形成に問題があります。
弁護士だけの責任でもありません。弁護士も書面も含めた月子さんの心象です。
また弁護士は、よく選ばないと、素人には気づきにくい法律事務を通して離婚させるように活動してしまう弁護士というのは実際います。
> 家庭のためにキャリア、経済的自立を捨てざるを得なかった結果がこれですから・・・・
こういう気持ちは、自然と訴訟活動や尋問で顕れます。
キャリアを捨てるか否かは貴方の判断で、夫のせいではありません。(夫に頼まれたとしても、貴方の判断です)
それに、そういう問題は慰謝料で解決しろと裁判官は考えると思います。全く夫婦円満への方向とは考え方がそもそも逆行しています。
そういう恨みがましい匂いを裁判官が察知すれば、夫婦で居ても、うまく行くわけない=離婚させる、との結論を裁判官は考えてしまいます。
私の経験ですが、専業主婦の場合は特に、裁判官は、本当の意味で夫婦円満を望んでいるのか、生活費目的ではないか、などをしっかり見抜きます。
> すみません。
> ここで愚痴を言っても仕方のないことですが、これ以上私のような思いをする女性が増えて欲しくなくて
お気持ちは、とてもよくわかります。
でも、控訴審は3人ですから。3人で協議して決めてくれます。
> > でも、あなたが、強く復縁を求めているとか
> ええ。求めています。
> 夫へ充てた数々のメールも証拠として出していますし、
> 夫が単身赴任先で女性と同居する前には泊まりがけで遊びにも
> 行っています。
ちゃんと証拠で提出されていますか?
メールは書き換えることができるので、泊りがけで遊びに行ったことや頻度も重要かもしれません。
調停も、破綻と評価する裁判官も居れば、真摯に夫婦円満に努力した、と評価してくれる裁判官も居ます。そのように月子さんも主張しないと駄目です。
> しかし裁判官は「夫婦としての交流がなくなったとしても、すぐに没交渉や敵対的となるわけではない・・・」と
> 全面的に否定されてしまいました。
この文言だけに関すれば、裁判官は全面否定しているようには読めませんが??・・・の部分に、否定するような理由が書いてあるのではないですか??
> 調停が不調になった後、単身赴任をする際、当初は夫が家族3人で赴任する予定で、
> 夫は会社に家族用の社宅依頼書を提出しています。
> それを証拠で出しているにもかかわらず、
> それさえも採用してもらえず、夫の証言のみで、調停中に破綻したとされています。
夫の証言のほうを採用した、というだけのことです。
それを控訴審でひっくり返すような材料なり主張をしたほうがいいと思います。証拠も、その理由(証言)次第で解釈は分かれますし評価も異なってくるのです。
証拠のうちのどれを採用するかも裁判官次第なので・・・。
> > 幼い子供がいるとかで、離婚の請求を認めるのが
> > 均衡を欠く場合などは、破綻していないという理由で
> > 離婚請求を棄却することがあります。
> 子どものためにもそのような事情も考慮していただけることを
> 強く望みます。
子供のこと+月子さん自身の夫への想い 、特に、、、愛人は責めてもいいですが夫を責めると「じゃ離婚すれば」となってしまうと思います。なので、不倫はとても悲しいけれど、不倫する前にいろいろ夫婦で話し合って欲しかったけれども、でも、私にも至らぬところがあったのかもしれないと思い、いろいろこのような努力はしました、と具体的なことを陳述したほうがいいと思います。
> こちら側は客観的と思える証拠をいくつも提出しているにもかかわらず、
> 判決文の中にもそれらを考慮したような箇所はほとんどと言ってよいほどなく、
> 夫の嘘、誇張だらけの証言を全面的に採用しているのです。
> > 一般的には、不貞を立証するのが、よいとは思います。
> これが出来ればよいのでしょうが、難しいのです。
これは頑張ってでもしなくちゃ駄目です。破たん前の不倫を立証したほうが離婚で勝てる確率は格段に上がります。
不貞が証明できれば4歳なら別居年数も短いようだし・・・。
愛人に会いに行って、貴方も女性なら浮気されたくないでしょ?などと話してるとこでも録音すれば??養育費払い続ける夫より独身男性じゃ駄目なの?別にその会話で別れてくれなくてもいいから不倫の証拠になるように話せば??なるべく不倫開始の時期を聞けば??わざと古めに3年前からの不倫よね?とか、適当にカマかけて聞けば??
> 裁判、いえ、離婚裁判ってこんなものなのでしょうか?
> 控訴審ではしっかりと審理してもらえるのでしょうか?
> 適当に扱われ、またもや離婚判決となるのではないか・・・と心配です。
> 私のケースが・・・という個別的な問題ではなく、控訴審で判決が覆る可能性はあるものなのでしょうか?
はい、あります、私は地裁では負けました。不倫の証拠がでていても、負けました。なので、気落ちせず、頑張ってください。
> 何分にも経済的にも困窮しており、夫の転勤で来た土地なので
> 頼れる親類知人もいない中、4歳の子供を抱えての生活は苦しく、
> 弁護士費用にもあまりお金を費やせる状態ではありません。
弁護士が居ても居なくても、必要性を見落とさず、丁寧に主張して陳述すれば、勝つときは勝ちます。弁護士が居ても、負けるときは負けます。
個人的には離婚事件で勝訴するには、性格の不一致での破綻だと難しいので、なるべく不倫を立証して、未成熟子がいるので離婚は認めない、の理論に持っていったほうがいいと思います。
あとは、月子さんの夫への真摯な夫婦円満を願う心情が裁判官に伝わるか・・・につきると思います。
お子さんのために・じゃなくて、月子さんのために頑張って欲しいと思います。