タイトル | : 誠実な弁護士に出会うために必要なこと |
投稿日 | : 2008/04/07(Mon) 18:56 |
投稿者 | : まだ妻ですが |
> > でも、色々話を聞くと、ここの山本弁護士のような方に出会えれば本当にラッキーで、なかなか難しいようです。
> 本当にそうですね。とても良心的な先生ですよね。
> 私が相談に行った弁護士は
> 「有責配偶者といえども、向こうの生活もあるしね。
> 結婚したからといってずっと一人の人に縛られるのもね〜。」と。
> 山本弁護士が依頼できる距離であったなら・・・と思います。
そんなことないですよ。誠実で親切な弁護士さんは、まあまあそこそこ居ます。悩んだら、いろんな人に相談して、人の意見も聴いてみることです。自分でしっかり観察する力が必要です。
自分の望むような弁護士さんに出会えるためには、こちらの一方通行で望んでばかりでは駄目だと私は思いますよ。
依頼者と同様、弁護士も、委任中にもめて懲戒されたくないし、着手金報酬金もとりっぱぐれたくないので、依頼者を選んでいます。それが初回の面談時です。
弁護士さんの発する言葉の目的を考えて、何故、この人は、このような質問を私にしているのかな?と考えてから返答するようにすると良いですよ。わざと依頼者の対人関係を確認する意味で、ムカつくことを言ってテストする人もいます。いわば事案+依頼者の人柄を面接しているのです。
なので依頼者も弁護士を面接しなくちゃ駄目です。上記会話の前後がわからないので、上記文だけで検討しますが、例えば上記文だと、貴方が短気かどうか、気に入らないコミュニケーションにどう対応する人柄かを弁護士は観察しています。
黙っておとなしく対応していればいいってもんでもありません、おとなしくしてると適当な和解でまとめるような弁護士と契約する羽目になります。
逆に言いたいことをズバズバ言うと不誠実な弁護士だと「めんどくさい、この依頼人や〜めた、うるさそう」と捉える弁護士もいます。
弁護士だけじゃないです、普通のママ友相手でも同じことが言えます。貴方の話し方、聞き方を、弁護士はしっかり観察しています。
> > 実際に、陳述書のほとんどを私が訂正したと言うことはありましたが
> 嫌がられませんでしたか?
> 私の依頼した弁護士は特別だったのでしょうか・・・
> 「00さんにいちいち言われなくても、私は弁護士ですから」といわれたこともあり、調停の際、提出文書などの訂正をお願いしたいときは本当に気を使いました。
酷いのになると「自分で作ってね」と言うのも居ますよ。作ってくれるだけマシです(笑)。
ただ、物には伝え方がありますから、言い方や伝え方を工夫したほうがいい場合もあります。
> なかなかよい弁護士は見つからないし、そういうことで神経をすり減らしたくないという思い、そして、でんでんむしさんが、弁護士さんの事で心療内科に通わなければならないほどご苦労なさっているのを聞いて、本人訴訟であればかなりのリスクと精神的プレッシャーがあるけれど自分の進みたい方向で主張できるとも思いました。
それが、間違っている方向性の場合もあります。自分で訴訟するなら、離婚関係なら判例タイムズ1100家事関係裁判例と実務245題という本を3800円で買って熟読してからにしてください。
> しかし、もともとあがり症で気弱な性格なので、既にドキドキしていますしどこまで頑張れるかわかりませんが・・・。
そんなことでは対応できません。
> > 全部は読んでいませんが、この掲示板の「まだ妻ですが」さんの書き込みは、裁判を経験されてるようなので
> > 参考になるのではないでしょうか?
> > かたつむりさんにもアドバイスいただけるといいですね。
ありがとうございます。たまたま見たので少しお手伝いになればいいですが。ただ、あなた方の全メールに目を通していませんので、前述した本で、自学自習してください。
> > > それから今回、共有財産を争うことで婚姻破綻を裁判官に印象づけ、離婚が認容される方向になるのではという心配もあるのですが、でんでんむしさんはどう感じますか?
どういう理由で争うおつもりなのですか??離婚裁判をする前に争うのですか??どういう理由で??
離婚裁判で争うおつもりなら、当然、離婚するから共有財産をわけるということになるのではないでしょうか。